【コラム⑱】気になる「尿もれ」のこと

女性も男性も、多くの方がお悩みの症状の一つに「尿もれ」があります。

年齢を重ねるにつれて増えてくる症状ですが、「恥ずかしい」と思って人に相談できなかったり、「年のせいだから」と諦めてしまう方も多いのではないでしょうか?

まずは「尿もれ」症状から考えられる疾患の代表的なものを紹介します。

 

〇過活動膀胱(かかつどうぼうこう)

膀胱の神経が過敏になり、尿が十分にたまっていないうちに、本人の意思とは関係なく膀胱が収縮してしまう状態のことをいいます。

突然トイレに行きたくなって我慢ができない、トイレの回数が多い、などの症状がこの病気の特徴です。

 

〇腹圧性尿失禁(ふくあつせいにょうしっきん)

膀胱や尿道を抑える筋肉が緩むことで引き起ります。

笑ったり、重い荷物を持つときに力を入れたりすると漏れるという方もこの病気の特徴です。

 

〇神経因性膀胱(しんけいいんせいぼうこう)

膀胱のはたらきを調整する神経に障害をきたすことによって生じます。

脳卒中、アルツハイマー病、脊髄損傷、糖尿病など様々な病気が原因となって引き起こります。

尿が溜まっていないのに尿意を感じる、逆に尿が溜まっていても尿意が起きにくく尿の量も少ない、などの症状がこの病気の特徴です。

 

〇前立腺肥大症(ぜんりつせんひだいしょう)

男性のみにある臓器で、前立腺が肥大することで尿道を圧迫し、排尿に障害をきたす病気です。

詳細は以前のコラムにも掲載しておりますので、そちらもご覧ください。

 こちらをクリック☞ 【コラム⑮】前立腺肥大症について

 

上記のように「尿もれ」症状ひとつとっても様々な病気が考えられます。

お薬や手術で改善するものもあります。

当院では、診断に必要な超音波検査などの検査も可能です。

また、女性の方を対象に骨盤底筋指導外来も実施しております。

 こちらをクリック☞ 骨盤底筋指導外来について

 

お仕事やお出かけ、旅行など、トイレを気にせず過ごせるお手伝いができるかもしれません。

お悩みの方は是非一度ご相談ください。

5月27日(火)担当医変更のお知らせ

5月27日(火)午前

院長  高橋康一が不在のため、代診にて診療いたします。

患者の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。

なお、午後は通常通り診察を行います。(女性泌尿器科外来)

帯状疱疹予防接種のご案内

2025年4月1日より高齢者の帯状疱疹予防接種(定期接種)が開始となりました。

当院でも接種が可能です。(完全予約制)

詳細は下記の通りです。

 

【対象者】

・ 65歳以上(令和8年3月31日までに65歳となる人も含む。)

・ 60歳から64歳までの人で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に、日常生活活動が極度に制限される程度の障がいがある(身体障害者手帳1級程度)

注:自治体によって、50~64歳の人は、帯状疱疹予防接種の費用に対する助成金がある場合があります。お住まいの市町村のホームページ等でご確認ください。

 

【自己負担額】

・ 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン【不活化ワクチン】(シングリックス)

  1回あたり10,000円(2回で20,000円)

ただし、市民税非課税世帯又は生活保護世帯に該当する方は、自己負担金免除(無料)となります。(事前に市町村への申請が必要です。)

 

【予約について】

当院での接種は完全予約制となっております。

LINE、お電話、窓口にてご予約を承ります。

 

LINE:友だち登録はこちらから!

電話番号:092-589-1145

 

【予防接種実施日時】

 月~金 9:00~11:00

 月・水・金 14:00~15:30

 

※ 接種をご希望の方は、事前に市町村への申請が必要です。

  その後、「実施決定通知書」「予診票」等が発行されますので、それらを持参の上ご来院ください。

  ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくお尋ねください。

 

 

5月9日(金)担当医変更のお知らせ

5月9日(金)終日

院長  高橋康一が学会参加のため終日不在となります。

つきましては、下記の通り担当医を変更いたします。

患者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。

髙橋 康一 → 髙山 一生

【コラム⑰】”梅毒”ってどんな病気?

最近よく耳にする「梅毒」についてのお話です。

 

そもそも「梅毒」とはどのような病気なのでしょうか?

梅毒は細菌による性感染症です。

ウイルスでも寄生虫でもありません。

主な症状陰部のしこり(硬結)や潰瘍(硬性下疳)、鼠径部のリンパ節の腫れなどです。

これらの症状の多くは、痛みを伴わないことが特徴です。

性交渉を機会に発症し、その潜伏期間は3週から6週程度、概ね1ヶ月程度です。

そのまま治療しないでおくと、一旦はこれらの病状はなくなりますが、決して病気が自然に治ったわけではありません。

最初は性交で感染した部位に出てくる症状ですが、感染して3ヶ月くらいすると、今度はその梅毒の原因菌が血液に乗って体全体に運ばれ、多くは手のひらや体全体に皮疹が出現します。

 

梅毒の検査は主に血液検査で、決して内視鏡検査や組織採取するような辛い検査ではありません。

治療の基本は抗生物質の投与ですが、当院では基本的に、一回の筋肉注射(ステルイズ)を行います。

ほとんどの方がこの注射で完治します。

その他、内服による治療もありますが、この場合、基本的には2週間から1ヶ月ほどの期間を要します。

 

今、この梅毒が日本、そして福岡県でも急増しています。

妊婦さんが感染すると、お腹の赤ちゃんにも感染し、生まれた赤ちゃんも先天梅毒として、重大な病気が発症することがあります。

治療をして症状が良くなっても、治ったかどうかの判断には、採血検査が必要です。

自己判断で通院が途絶えると、知らないうちに多くの方に病気をうつすことになります。

 

気になる症状がある方は早めのご受診をお願いします。