【コラム⑨】血尿からわかる病気~膀胱炎~

朝晩の気温差が段々と激しくなりましたが皆様、体調を崩されてはいませんか?

秋風が心地よい時節となりましたね。

読書の秋、食欲の秋…と色々ありますが、コロナ禍で遠くへ行けない!と、ちょっと気が滅入りますね。

 

今回のコラムは

『こんな症状が出たら、泌尿器科受診を!』

という事で様々ある症状の中から、まずは『血尿』について数回にわたって、掲載していこうと思います。

 

血尿が出ることで考えられる病気は、

1.膀胱炎

2.結石

3.膀胱癌

4.その他(ナットクラッカー症候群、行軍ヘモグロビン尿症)

などがあります。

他にも考えられる病気もありますが、当院でよく見られる病気についてお伝えしようと思います。

 

今回は、『膀胱炎』について…

一般的に膀胱炎と聞くと、

・おしっこする時の痛み

・尿が近い

・残った感じがある

といった症状を訴え、受診される方が多くいらっしゃいます。

少し症状がひどくなると、前に述べた症状以外に、血尿が出る場合があります。

 

このような症状で来院されたら、まずは尿検査を行い、炎症や細菌の有無を確認します。

また、尿の中にどんな菌があるのか、どのお薬に効果があるのか?を調べることがあります。

症状を確認したら、抗生剤を処方します。

1〜2週間後、症状が良くなっているか確認して、問題なければ終了となります。

 

何かいつもと違う…と感じたら、早めに病院を受診しましょう。

 

\ 次回は『結石』について掲載します! /