大野城市月の浦の泌尿器科クリニック

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女性泌尿器科外来 火・木:13:45~16:30

Q&A

  • 受診について
  • 症状別
  • 男性特有
  • 女性特有
  • こどもの症状
  • 高山病院で行う治療・手術について

受診について

紹介状は必要ですか?

必ずしも必要ありません。もし、他の医療機関にかかられている場合は、紹介状があると助かることはありますが、どうしても必要なときは、こちらから担当の先生に症状を尋ねることもあります。お薬手帳などをお持ちであればご持参ください。

初診の際に予約は必要ですか?

必要ありません。再来の際は出来るだけ予約をとっていただくようにしています。 ただし、その予約の日に受診されなくても、別の日に予約なしでお見えになっても、診察は通常と同じように行います。

どのような検査をされますか?痛みを伴う検査、例えば尿道からの検査もありますか?

診察前に尿検査は必ず行います。その後、症状をお伺いし、必要であれば、痛みを伴わない超音波検査や、レントゲン検査も行います。

もちろん、いずれも充分な診察をした上で行います。 また、血液検査(採血)が必要な方もおられます。しかし、中には重大なご病気を疑う患者さんもおられます。その際は、必要性を充分お話して、尿道から行う内視鏡検査や造影剤を用いたレントゲン検査などを早急に行うこともあります。

入院や手術が必要なときはどうしたらよいでしょうか?

基本的に当院では外来でできる緊急処置などを行います。

 

その上で、入院治療や、後日手術が必要な時は、ほとんどの方は本院 高山病院に紹介します。当院で入院のための準備や、手続きなども行いますが、連携はスムーズですので緊急入院の時も、お待たせすることなどはありません。

泌尿器科を受診するのに抵抗がありますが、大丈夫ですか?

初めて泌尿器科を受診されるとき、いったい何をするのだろう?と身構えてしまうかと思います。しかし、検査や治療については、充分な説明を行い、ご理解と同意を得た上で行いますので、どうぞ安心してご来院ください。

女性医師による診察をご希望の方は、火曜日・木曜日の午後に実施しております。(女性泌尿器科外来)

症状別 性別に限らない

検診で、尿検査異常を指摘された

尿検査項目は主に、潜血、蛋白、白血球、尿糖などです。

検査結果が異常・要精査と指摘され、精密検査をすすめられることが多いようですが、実際には排尿や腎臓膀胱部(腹部)に自覚症状がないことがほとんどです。 尿検査を再度行い、異常項目に基づいて、患者さんに苦痛を与えない超音波検査などを始めとした様々な検査や診察を進めて、治療を必要とする病気がないかを見ていきます。若年性の糖尿病なども注意が必要です。

中にはそれにより、無症状の悪性腫瘍(癌)が見つかることがあり、精密検査の上、最終的には手術治療になる方も、数多くおられます。症状がないという理由で放置することだけは、避けてください。

おしっこに血が混ざる

目で見てわかる血尿で、排尿時に痛みなどの症状がない場合、膀胱癌などを含めた悪性の病気がないか精密検査が必要です。また、腎臓に出入りする血管の異常などの可能性もあり、精密検査を受けることをおすすめします。

一方、頻尿や残尿感など、排尿の症状があるときは、膀胱炎などの尿路感染症が疑われ、抗生物質の投与が必要かなど診察します。 さらに腎臓結石など、尿路結石の精密検査も行います。

おしっこの回数が多い

おしっこの回数は、作られる尿量が多ければ、多くなります。過度な水分摂取による多尿ではないかなど、お話を聞いた上で、年齢、性別に応じた診察、検査を行っていきます。基本は、検尿の異常、血尿や炎症がないかを見た上で、診察を進めます。

例えば、中高年の男性では、前立腺に問題がないか、女性では、まず膀胱炎がないかなど基本となる尿検査をした上で、一つ一つの原因を探っていきます。中には、尿が出しにくく、残尿が多いことに気づかれない方もいます。

また、尿が漏れそうな感覚が強い頻尿の方は、性別を問わず、過活動膀胱の可能性などがあります。最近では、この病気は治療薬の内服により症状が改善される方が増えてきました。

おしっこが出にくい

男性、女性で様々な原因が考えられます。尿の通り道で狭くなっているところがないかを調べることはもちろんですが、内服中の薬の副作用がないか、膀胱機能が正常なのかなど、考えられる疾患についての検査を行います。

尿が漏れる

原因として一番に考えられるのは、膀胱で尿をうまく貯めることができず、漏れることです。

病気としては、脳卒中後の神経障害や、過活動膀胱、男性であれば前立腺の病気などが挙げられます。それぞれ、多くの要因を考えながら診察していきます。

背中が痛い、腰痛がある

腰痛でも、痛みに左右差がある場合は腎臓結石や尿管結石が考えられます。まずそのことを疑って、治療が必要な結石がどこかに詰まっていないか、レントゲンや超音波検査、更に精査が必要な場合は、尿路造影検査、CT検査などで判断します。

結石の治療には、薬物治療や、体の外から結石を砕く手術(体外衝撃波砕石術ESWL)や、内視鏡を用いて採石する経尿道的尿管結石砕石術(TUL)などがあります。 もちろん結石だけが腰痛の原因ではありません。悪性の病気(癌)や重症の腎盂腎炎などの緊急入院が必要な病気の疑いがあれば、精密検査を進めていきます。

男性特有の症状

排尿困難がある

尿が出しにくいということにも、程度が様々あります。また、その結果残尿が多くなり、頻尿となり、ほとんど出せない状態が続いて、尿が漏れる(あふれだす形で失禁となる)こともあります。

代表的なものは、中高年の方に生じることの多い前立腺肥大症です。

前立腺は、男性のみにあり、膀胱の真下にある臓器で、尿道がこの中をトンネルのように貫いています。

肥大した前立腺が、尿道を外側から圧迫したり、その肥大症のために尿道の筋肉が、過剰に収縮して、その結果、物理的・機能的にも抵抗が増して尿が出にくくなった状態となります。 また、この病気は前立腺癌とは全く異なり、良性の病気です。患者さんの症状にあわせて、お薬で治療したり、手術をおすすめしたりします。

なお、前立腺癌は前立腺の外側に近いところに発生しますが、進行すれば尿道の閉塞もきたし、排尿困難や血尿の原因にもなります。

ただし、どのような状態でも、前立腺癌の疑いがないかを、必ず意識して診察、治療を行っていきます。

夜間何度もトイレに起きる

過度な水分摂取や、飲酒、夜間睡眠中の尿量を抑えるホルモンの分泌不全などが原因で、尿量の増加が考えられます。

ただしそれ以外に、前立腺肥大症や、性別に限らず過活動膀胱による夜間頻尿もあり、その場合は、薬物治療の効果が期待できます。

検診で前立腺(PSA)の数値が高かった

男性の検診には、前立腺に癌の疑いがないか、PSA(前立腺特異抗原)の採血検査が行われます。正常値は4.0ng/ml未満とされており、これを超えた場合、泌尿器科的診察が必要です。当院では、再検を行うと共に、前立腺を実際に触診し、エコー検査を行い、前立腺癌の可能性が否定できなければ、1泊2日の入院で、簡単な麻酔の下、前立腺生検(前立腺に直接針を刺して複数箇所組織を採取する)を施行し、病理学的な確定診断を行います。

下腹部の鈍痛や、会陰部、睾丸の不快感がある

子供さんの場合、急性炎症以外に、緊急手術の対象となるような精索捻転もあるので、注意が必要です。(詳細は子供の症状に記載があります)

大人の場合は、陰嚢部の腫れ・発熱はないが下腹部痛があり、特に陰部を蹴られたように鈍痛が続くこともあります。これは精巣自体というより、それに付着している精巣上体の慢性炎症であることが多いです。緊急的な処置や治療は要しませんが、症状が強い時には、炎症を抑える薬などを処方します。

また他に、陰嚢が次第に大きくなり不快な症状を伴うこともあれば、大きくなるだけで症状はない方もいます。この場合、水の溜まった袋(陰嚢水腫)や、ヘルニア(脱腸)などの診察も行いますが、一番見逃してはならないのは精巣腫瘍(癌)です。少しでも気になれば泌尿器科を受診してください。

漠然とした下腹部痛や、会陰部の不快感がある方は、前立腺周囲の血管や筋肉の緊張などからみられる慢性前立腺炎のこともあります。それほど強い症状ではなくても、長い間気になる症状となって悩まれている方もいます。診察や、超音波検査、尿検査などで診断し、必要な方には投薬も行います。

おしっこするときに尿道が痛む、尿道から膿みたいなものが出る

尿道炎の症状です。検尿や膿の状態、症状が現れるまでの性交渉の有無を確認します。性風俗店での接触と、そうではない状況での接触機会では、原因となる菌が異なることもあります。淋菌性かクラミジア性かなどの検査を行い、それぞれに適した抗生物質の投与を行います。また性交渉で感染する性感染症には他にも多くのものがあり、それらが合わさって感染していないか、専門的な視点で判断いたします。

女性特有の症状

おしっこするとき痛む、残尿感がある、頻尿になった

 これらの症状が、いつもは感じないが、最近になって急に起こってきた場合は急性膀胱炎の疑いがあります。急性膀胱炎の場合は、通常高熱は伴いません。検尿にて、多数の炎症細胞や細菌がないか検査して、必要な方には内服の抗生物質や抗菌薬を処方します。

ただし、尿の濁り・排尿の痛みなどの膀胱炎の症状があり、高熱も伴う場合は、炎症が腎臓まで至った急性腎盂腎炎の疑いがあります。

腎盂腎炎とは、細菌が膀胱から腎臓(腎盂)まで達し、炎症が腎臓内に生じる病気です。ほとんどの腎盂腎炎は左右いずれかの腎臓が侵されますので、炎症のある腎が位置する場所(背中から腰のあたり、肋骨と背骨の真ん中の部位)に、激しい痛みを伴います。少し叩くと痛みが強くなります。このような状態では、抗生物質の投与が必要ですが、発熱による脱水などがあり、全身状態が悪い場合は入院の上、点滴も行います。どの病気についても言えることですが、腎盂腎炎は治療して解熱するだけが目的ではなく、何故このような感染症を起こしたのか、腎臓膀胱に、結石や排尿機能などの腎盂腎炎を起こしやすい基礎疾患がないかをまず診察、検査することも忘れてはいけません。

おしっこの回数が多い。間に合わず漏れそうな感じがある

膀胱に尿がある程度溜まると、膀胱の緊張が高まり、尿が間に合わずに漏れそうになったり、実際に漏れることがある症状の代表的な病気が過活動膀胱です。多くの方は、膀胱の緊張を和らげて、尿を貯めやすくする薬で改善されます。

咳をしたり、重いものを持ち上げたり、小走りすると尿が少し漏れる

この尿漏れは、お腹に圧がかかった時に、溜まっていた尿が押し出されるように漏れる状態で、腹圧性尿失禁といいます。膀胱の緊張が高まり反射的に漏れる、過活動膀胱による切迫性尿失禁とは異なります。加齢による筋力の低下や出産、肥満、女性ホルモンの低下などで、骨盤の筋肉が緩み、尿を保つ尿道括約筋が弱くなることが原因で起こります。

お薬での治療の他に、当院で実施している「骨盤底筋指導外来」にて、女性理学療法士によるマンツーマンでの骨盤底筋訓練指導を行い、改善に努めます。そのような治療でも十分な効果が得られない時は、手術治療もおすすめしています。

骨盤底筋指導外来へ>>

膀胱が下がった感じがする。陰部に違和感や何か飛び出した感じがする

骨盤内の筋肉が弱まり、以前の婦人科的な手術など様々な要因で骨盤内の臓器が、外陰部から出てくることで、不快な症状を呈します。膀胱脱や子宮脱、直腸脱など、脱出する臓器も異なります。これらが原因で、尿が出にくくなったり、逆に尿が漏れることもあります。悩まれて受診された方には、骨盤底筋指導外来をおすすめしますが、効果が十分でなければ、ご高齢の方でも生活の質の改善を重視して、積極的に手術による改善を目指します。

こどもの症状

陰嚢が腫れている。睾丸が痛い

陰嚢部に、急に痛みが出て、激痛となる場合、精巣(睾丸)に向かう血管がねじれて血流が途絶える「精索捻転」が疑われます。この場合、精巣の腫大も伴います。早急な手術により、ねじれを戻す必要がありますので、時間を置いて様子を見ることはせず、急いで泌尿器科受診をしてください。

また、精巣上部の精巣上体が炎症を起こすと、痛みや腫れとともに発熱も見られます。抗生物質の投与が必要ですが、何より上記の精索捻転との鑑別も大切です。この場合も早急の受診が必要です。

その他、おたふく風邪のあと、その原因のウイルスが血流に乗って精巣に炎症をおこす精巣炎などもあります。

また、鼠経(そけい)部から腸が陰嚢内に降りてくる鼠径ヘルニア(脱腸)もあり、痛みを伴わないものでは、陰嚢内に水(組織間液)の溜まる陰嚢水腫などもあります。いずれにしても、陰嚢の腫れなどあれば、一度泌尿器科をご受診ください。

おちんちんの皮膚が赤い、おちんちんを痛がる

子供さんは、通常包茎状態ですが、出したおしっこがついたままになり、炎症を起こすことがあります。包皮炎、亀頭包皮炎と言われます。

炎症がひどいときは抗生物質の内服や、軟膏が有効です。

精巣が陰嚢内に触れない

精巣は通常、陰嚢内に触れることができます。

生後6ヶ月経っても触れない場合は、泌尿器科の受診が必要です。
精巣が、時に鼠径(そけい)部に移動する移動性精巣もありますが、ずっと陰嚢内に降りてこない停留精巣は、手術的な治療が必要なことがあります。専門的な診察が必要です。

おねしょが続く

おねしょは発育とともに減少し、5歳で約80%の幼児で見られなくなる生理現象です。小学校になっても続くときにはご相談ください。

簡単な診察や、体に侵襲のない超音波検査などで、腎臓、膀胱に生まれつきの異常がないか確認します。そのようなものがなければ、排尿習慣の問題や、水分の過剰摂取などないか、お話しをうかがい、生活指導のみで改善できないか検討します。必要であれば、夜間作られる尿量を調節したり、膀胱の反射を抑えるお薬など、本人・ご家族と話し合いながら少しずつ処方していくようにしています。その間は自分で排尿の簡単な記録をつけてもらいます。

多くの子供さんの症状はこれらの治療で良くなっていきます。そのような子供さんには、自分の力でおねしょを克服していったことを強調して伝え、なにかの自信につながれば良いと思っています。

知らない間におしっこが漏れている。しょっちゅうおしっこにいく

これも、おねしょの相談と同様な診察、検査を行います。

検尿や診察で、腎臓・膀胱の生まれつきの異常がないかをみて、問題なければ、ゆっくりとお話を伺います。多くの場合、本人に自覚症状はなく、ご家族だけが心配して連れて来られます。子供さんの中には遊びに夢中で、おしっこをギリギリまで我慢していて、そのうち少し漏れることなどよくあるようです。程度がひどく、そのことで本人の気持ちが安定しない時には、膀胱の反射を抑えるお薬などを処方することもありますが、生活・排尿の指導のみ行って、経過を見ていくうちに良くなる方がほとんどです。トイレにしょっちゅう行く、などの症状も、基本的に尿路(腎臓・膀胱)形態的にも機能的にも異常はないと判断した場合は、安易にお薬を出すことは控えます。

本人が気にしているかどうかが重要です。

高山病院で行う治療・手術について

手術が必要と言われたのですが、担当の先生に診てもらえますか?

高山病院では、経験豊富な常勤泌尿器科医6名(女性医師含む)が情報を共有しながら手術を行っており、クリニックでの担当医による手術も可能です。尚、疾患などによっては、執刀医が変わる場合もございます。

入院施設はありますか?

高山病院には、2階と3階に全19室50床の病室を完備しております。栄養指導やリハビリにも力を入れており、入院中はもちろん退院後も安心して生活していただけるよう細やかな治療を提供いたします。

どのような手術に対応していますか?

高齢者の方の身体に負担をかけない内視鏡手術から、高度な技術を有する開腹手術まで幅広く対応しています。超音波による治療やレーザー治療など、疾患に合わせたさまざまな治療を行っています。

泌尿器の癌手術も行っていますか?

腎癌、腎盂癌、尿管癌、膀胱癌、前立腺癌など、泌尿器の癌に対する内視鏡手術や開腹手術を行っています。手術と合わせ、ホルモン療法(内服や注射)や抗がん剤治療も行います。癌は、早期発見・早期治療が何より重要です。気になる症状があれば放っておかずに、すぐに受診することをおすすめします。

膀胱癌・腎癌・尿管癌の治療

膀胱癌は、膀胱の内視鏡で簡単に診断ができ、電気メスでがんを切除するTUR-BT(経尿道的膀胱腫瘍切除術)や膀胱全摘出を行っております。尿管癌、腎盂癌には、硬性尿管鏡(ステンレス製)、軟性尿管鏡(ファイバー製)を用いて早期発見に努めています。なお、外科的手術で癌が摘出できない場合は、抗がん剤による治療が必要となります。

前立腺肥大症の治療

病状初期は、主に薬物療法を用いますが、症状の改善が悪い場合は、内視鏡を尿道内に挿入し、電気メスで肥大した前立腺を取り除く手術的治療TUR-P(経尿道的前立腺切除術)を行っております。

前立腺癌の治療

血液検査(PSA)や前立腺生検などの検査法の進歩により、早期診断も可能で、比較的根治性が高い癌です。前立腺癌の治療は、前立腺全摘術や、男性ホルモンを抑制するホルモン療法(内服や注射)、抗がん剤投与などさまざまな治療法がありますので、患者の皆様の病状、癌の進行度合などを考えながら選択していきます。なお、手術が必要となった場合は、高山病院の医師とチームを組み診療を行いますので、一貫した治療が可能な体制を整えております。

尿路結石症の治療

主に、ESWL(体外衝撃波結石破砕術)で結石を砕き、排石を促すことで治療します。日帰り~3日間程度の入院治療で済み、退院後もすぐに日常生活を送ることが可能です。ESWLで砕けにくい尿管結石については、尿管鏡、レーザー破砕によるTUL(経尿道的尿管結石破砕術)での治療も行っております。